お役立ち情報
2024.07.12
点検帳票は、機械設備やインフラの点検結果を記録するための重要なツールです。
点検帳票の基本的な作り方を説明します。
1. 目的の明確化
最初に点検帳票の目的を明確にします。何を点検するのか、どのような情報を収集するのかを決定します。例として、設備の点検、建物の点検、車両の点検などがあります。
2. 必要な項目のリストアップ
点検に必要な項目をリストアップします。以下は一般的な項目の例です:
- 点検日
- 点検者名
- 点検場所
- 点検対象(設備や部品の名称)
- 点検内容(点検項目と基準)
- 結果(良否、数値、異常の有無など)
- 備考(特記事項や対応が必要な点など)
3. 帳票のレイアウト設計
リストアップした項目をもとに、帳票のレイアウトを設計します。一般的には、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトを使用すると便利です。
4. 標準的なフォーマットの作成
点検を行う際に記入する標準的なフォーマットを作成します。これは、点検者が一貫した方法で情報を記録できるようにするためです。
5. 使用方法の説明
点検帳票を実際に使用する人に対して、使用方法を説明します。点検項目の具体的なチェック方法、異常が見つかった場合の対応方法などを明確にします。
6. 定期的な見直しと改善
点検帳票は定期的に見直し、必要に応じて改善します。点検の結果やフィードバックをもとに、項目の追加や変更を行い、常に最新の状態を維持します。
具体例
以下はExcelで作成する場合の具体例です:
- 点検帳票のテンプレート作成
- Excelを開き、新しいスプレッドシートを作成。
- 上記の項目を列に配置し、必要な行を追加。
- セルの書式設定
- 各項目に適切なセルの書式を設定(例:日付、テキスト、数値など)。
- テンプレートの保存
- テンプレートを保存し、毎回の点検時にコピーして使用。
点検帳票を適切に作成・運用することで、設備やインフラの維持管理を効率的かつ効果的に行うことができます。
Asisarではお客様の点検帳票をそのまま電子化致します!
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